Google変動が起きて何もサイトの改善をしないということはブログ運営をする際にはとても危険です。
Google変動を受けたページをしっかり特定して、正しく記事修正を行うことができれば、順位が復活することだってあります。
そのため今回はGoogle変動で影響のあったページを特定し、そのページを修正する方法を皆さんに徹底的に伝授していきます。
Googleアップデート 対策手順について
Googleのアップデートの対応策手順について
- アップデートの影響を受けたのか確認する
- Googleのアップデートの受けたページを特定する
- そのページの修正をする
Googleアップデートの影響値を確認しよう

Googleのアップデートの影響を受けたページを特定する方法を紹介します。
その方法としてはGoogleサーチコンソールを利用してアップデートの影響を受けたページを確認する方法になります。
手順1について
Googleサーチコンソールにログインをし、下記のように、検索パフォーマンスより、「合計クリック数」、「合計表示回数」、「平均掲載順位」を選択しましょう。

合計クリック数:自分のサイトがクリックされた回数
合計表示回数:自分のサイトが検索結果に表示された回数
平均順位数:自分のサイトの検索結果平均順位
手順2について
Google変動を受ける前と受けた後の平均順位を見る必要があります。
そのためGoogle変動の起きる前の日程と起きた後の日程を比較していきます。
具体的な手順は下のような感じになります。
検索パフォーマンス画面より、ヘッダーにある日程をクリックします。

すると下のような画面が出てくるので、比較を選択し、カスタムより比較する期間を選択していきましょう。イメージ画像は下のような感じになります。

上記赤枠がGoogleのアップデートを受ける前の期間、青色がGoogleのアップデートがあった後の期間の日程を記載しましょう。
今回は仮に1週間という期間で比較していきます。また今回は2020年1月7日くらいに起きたと言われているGoogle変動の例で下記データを算出しました。

実線がGoogle変動が起きた前の一週間、点線がGoogle変動が起きた後の一週間を表しております。
実線(1月1日〜7日) | 点線(1月7日〜14日) | |
項目 | Google変動前 | Google変動後 |
クリック数 | 110回 | 226回 |
表示回数 | 1,35万回 | 3.1万回 |
平均順位 | 43位 | 40位 |
一様、僕のサイトの例でいうとGoogle変動が起きた2020年1月7日前と後で少し順位、表示回数、クリック数が上がったという結果がわかります。
Googleアップデートの影響の受けたページを確認しよう

上記画面のままで、下にスクロールしていくと、各ページのクリック数、表示回数、順位を見ることができます。
そのあとに2の↓(エクセルにてCSVダウンロード)を行います。

上記データーをエクセル(スプレットシート)に落とすとしたのようなデータが出て来ます。

●クリック数
B列(Google変動前):2020/1/1〜1/7
C列(Google変動後):2020/1/7〜1/14
●表示回数
D列(Google変動前):2020/1/1〜1/7
E列(Google変動後):2020/1/7〜1/14
●CVR率
F列(Google変動前):2020/1/1〜1/7
G列(Google変動後):2020/1/7〜1/14
●平均順位
H列(Google変動前):2020/1/1〜1/7
I列(Google変動後):2020/1/7〜1/14
今回はGoogleの変動後に順位が下がったページを特定したいので、J列にH-Iの計算式を入れ込みます。
H-Iの結果、整数になれば順位が上がったページになります。
逆にマイナスになると順位が下がったページになるため修正が必要だということがわかります。具体的にはしたのような感じになります。

上記赤色の所のURL(A列)がGoogle変動の影響を受けたページであることがわかりました。
上記ページがわかった後はその記事を修正していく必要があります。
具体的な修正方法について

具体的にGoogleのアップデートの影響を受けたページが特定できた後は、その記事の順位をあげれるように修正する必要があります。
具体的な修正方法としてはざっくりとしたのような感じになります。
- 関連性の高い内部リンクを追加
- 役に立つコンテンツを追加する
- EATを意識したライティングをする
- 競合サイトがカバーしている見出しを追加する
関連性の高い内部リンクを追加

まず有効的な方法としては、記事と関連性の高い内部リンクを入れるということです。
内部リンクは被リンクとしてもSEOの効果がある可能性があります。
さらに関連性の高い内部リンクを入れることでユーザーのサイト回遊率が上がり、結果滞在時間が伸びます。
滞在時間は長ければ長いほどGoogleに評価される傾向にあります。
役に立つコンテンツを追加する

2つ目はコンテンツの量を増やすということです。
この際の注意点としてはただ文字数を増やすのではなく、あくまでユーザーが役に立つであろうコンテンツを増やすということになります。
個人的には文字数とSEOはまだ相関関係にあると個人的には思っております。
文字数が3000文字のページと8000文字のページですと、後者の方がSEO上位表示される時間が短かったという僕の経験談より、文字数は多い方が有利かと思います。
理由としては文字数が増えるとキーワードの含有率が増えたり、サイト滞在時間が伸びたりする可能性が高く、Googleに評価されやすいページに近づくからだと思います。
最低でも2000文字以上は書くように心がけるといいかと思います。
EATを意識したライティングをする

EATを意識したライティングが大切になります。EATの説明としてはしたのような感じになります。
- E:専門性
- A:権威性
- T:信頼性
このEATを意識したサイト運営方法は今後大切な要素になってくるので、今の内に理解してどんどんサイト運営に生かしていくことを強くすすめます。

競合サイトがカバーしている見出しを追加する

最後にGoogleの順位を上げる際に大切になってくる要素としては、競合サイトがカバーしている見出しが自分のサイトのページにあるのかということです。
順位が下がったページで狙っているキーワードで上位表示されている競合サイトを確認するといいかと思います。
「SEO上位表示されているサイト=Googleに評価されているコンテンツ内容」になるため基本的にはSEO上位表示されている競合サイトが網羅している見出しなどは自分のサイトにも含めることをオススメします。
あくまでコンテンツ内容をコピペするのではなく競合の見出しを自分のサイトにも取り柄れてコンテンツは自分独自のコンテンツにしていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はGoogleアップデートの際の対応策を記事にしてみました。かんんたんに下にまとめてみました。
アップデート後のサイト修正方法について
関連性の高い内部リンクを追加
役に立つコンテンツを追加する
EATを意識したライティングをする
競合サイトがカバーしている見出しを追加する
今回はこの辺で終わります。またGoogleサーチコンソールを利用したリライト方法の記事もオススメですのでお時間ある際に読んでいただければと思います。
