転職案件のビジネスモデルを理解
転職ブログを運営するメリット
転職ブログを運営するデメリット
転職ブログで稼ぐ方法
転職ブログで稼ぐためのキーワード理解
転職案件のビジネスモデルを理解しよう!

転職ジャンルで稼ぐためにはまず転職サービスのビジネスモデルをしっかり理解することがとても大切になって来ます。
転職ジャンルのアフィリエイトは大きく分けて2つのジャンルの案件があります。
転職ジャンルのアフィリエイト
転職サイト:転職サイトを利用して自分で転職会社に応募する
転職エージェント:エージェント会社に自分にあった企業を紹介してもらう
転職エージェントとは
転職エージェントとは企業からの内定を求めている転職社と優秀な人材を求めている企業とをマッチングさせる仲介業者のことを言います。
転職エージェントの実際のビジンネスモデルは、転職エージェントに登録している転職希望者が転職エージェントが紹介する企業に入社した段階で転職者の年収の30%くらいが企業から転職エージェント側に成果報酬として送られる(仲介費)モデルになっています。
転職エージェントの利用までの流れ
- 転職者が転職エージェントに登録
- 転職者と転職エージェントが面談をする
- 転職者に合う企業を紹介する
- 転職エージェントが紹介した企業の面接に進む
- 面接が受かる
- 入社が決定
- 内定先の企業が転職エージェント側に紹介費用として仲介費用を払う
転職サイトとは

転職サイトとは基本的に自分で転職サイト内にある数万企業の中より、自分で好きな企業を応募して面接を受けに行くと言った流れになります。
転職サイトの流れ
- 転職者が転職サイトに会員登録をする
- 転職者が転職サイトにある企業より応募をする
- 応募先の企業に履歴書を出し面接に進む
- 内定がもらえる
就活でいうところの、マイナビ、リクナビあたりをイメージするとわかりやすいかと思います。学生がマイナビ内にある企業にエントリーして選考に進む感じになります。
転職エージェントと転職サイト比較
項目 | 転職エージェント | 転職サイト |
サービス料金 | 無料 | 無料 |
紹介求人数 | 少ない | 多い |
面接練習 | 可能 | なし |
履歴書添削 | あり | なし |
日程調整 | 担当者 | 自分で |
年収交渉 | あり | なし |
転職ブログでアフィリエイトするメリット
市場が伸びている
出典:矢野経済研究所
上記、矢野経済研究所のデータをみると人材業界の売上高は年々右肩上がりに増加しています。
ここからわかることとしては転職サービスの利用者が年々増加しており、市場自体が伸び続けているということになります。
また株式会社マイナビによると年間転職活動をしている社会人は、「約30万人」以上と言われれています。
この転職活動をしている社会人の方も昔と比較して右肩上がりで伸びています。2020年以降さらにこの流れは加速すると予想されています。
そのため転職ジャンルの主要キーワードでSEO上位表示することができれば、かなり稼ぐことができるかと思います。
媒体報酬がかなり高い

転職ジャンルのアフィリエイトは媒体報酬がかなり高いため、少ない成約でもかなりの媒体報酬が見込めるのがメリットの一つになります。
具体的な相場としては下のような感じになります。
成果地点:面談完了の場合の相場
- 転職エージェント:8000円前後
- 第二新卒転職エージェント:12000円前後
- 看護師転職エージェント:20000円前後
- 薬剤師転職エージェント:30000円前後
(A8net、バリューコマースの案件を参考)
成約数 | 媒体収益 |
10件 | 8万円 |
20件 | 16万円 |
30件 | 24万円 |
40件 | 32万円 |
50件 | 40万円 |
80件 | 64万円 |
100件 | 80万円 |
担当者がかなりつきやすいジャンル

転職ジャンルはアフィリエイトでも稼げるジャンルの1つになります。そのため各ASPもかなり力を入れて媒体の開拓をしているかと思います。
そのため転職ジャンルの主要キーワードやある程度のアクセスが集めることができるアフィリエイトサイトですとASPの担当者がつく可能性がもっとも高いジャンルの1つになるかと思います。
アフィリエイト案件がかなり多い

転職のジャンルはアフィリエイト案件がかなり多いのがメリットになります。
案件数が多いということは下のようなメリットがあります。
紹介することができる案件が多いため比較ページが作りやすい
1つの案件に依存する可能性が減るため案件終了の際のリスクヘッジになる
案件数の数だけ狙えるキーワードが増える
転職のジャンルの大きな案件の枠としては下のような感じになります。
- 総合転職エージェント
- 専門転職エージェント
- 第二新卒転職エージェント
- 看護師転職エージェント
- 薬剤師転職エージェント
- 障害者転職エージェント
- フリーランスエンジニア転職エージェント
- 転職サービス
転職ブログでアフィリエイトするデメリット
競合サイトが多い

転職ジャンルはかなり稼ぐことができるジャンルなのでどんどんライバルが増えているという状況になっています。
2018年あたりから徐々にレットオーシャン化が進んでいるジャンルになります。
そのため検索ボリュームが5000回以上のキーワードでSEO上位表示を目指すのにはかなりの時間と知識が必要になってくるジャンルでもあります。
初心者が参入する際にはロングテールキーワードを狙うことをおすすめします。媒体報酬がかなり高いためロングテールキーワードでも収益化は可能になります。

雑記ブログでは稼げない

転職ジャンルで稼ぐには雑記ブログではなく特化ブログでないと稼ぐことは難しいと思います。雑記ブログのなかに転職に関する記事を1つだけ書いても絶対に稼ぐことができないと思います。
理由としては下のような感じになります。
特化ブログのメリット
- 関連性の高い内部リンクをはることで回遊率が上がり滞在時間が増える
- 関連性の高い記事が多いため平均PV数が伸びる
- 転職に関するキーワードを網羅できる可能性が高いから
上記はグーグルの評価をあげるためには必要な要素であり、特化ブログの方が上記を満たすことができやすいため、ライバルの多い転職ジャンルでも戦っていける可能性が上がります
また転職ジャンルのアフィリエイト案件は他のジャンルに比べて案件と提携する際に提携審査が間に入ってきます。
この審査が割と厳しいので雑記ブログですと審査に通らない可能性も挙げられます。
サービス理解に時間がかかる

転職ジャンルのアリフィリイト案件はかなり多いため、それぞれのサービスの違いや強み、弱みをしっかり把握する必要があります。
そのアフィリエイトの案件の理解に割と時間がかかるため、工数がかかりやすいジャンルでもあります。
実際に転職エージェントをたくさん利用したことのある転職経験者がサイトを作っている場合が多く、経験を元に記事を書くことをおすすめします。
転職ブログのアフィリエイト 案件の詳細

アフィリエイト案件について
転職サイト | 転職エージェント | |
成果地点 | 会員登録完了 | 面談完了 |
媒体報酬 | 1000円前後 | 5000〜8000円 |
月間MAX報酬収益 | 1000万円/月 | 2000万円/月 |
【出典:アフィリエイトb(2019年)】
転職ジャンルのASP 比較(媒体報酬)
転職エージェントサービスの媒体報酬(2019年)税込
転職ジャンルの多いASPであるAT(アクセストレード)、VC(バリューコマース)、Afb(アフィリエイトb)の3社を比較して媒体報酬を記載してみました。
転職ジャンルの案件比較表
案件 | AT | VC | AfB |
マイナビエージェント(面談完了) | なし | 8769円 | 8769円 |
リクナビエージェント(会員登録) | 2200円 | 2200円 | 2,200円 |
ビズリーチ(会員登録) | なし | 6000円 | 5299円 |
doda(会員登録) | 5238円 | 5238円 | 5,500円 |
type就活エージェント(登録完了) | なし | 2580円 | 3,459円 |
ウズキャリ(面談完了) | 12083円 | 11550円 | 11,000円 |
DYM就職(面談完了) | 11000円 | 16500円 | 16,500円 |
パソナキャリア(会員登録) | 2750円 | 2750円 | 2,750円 |
JAIC(会員登録) | なし | 4290円 | 4290円 |
マイナビエージェント(会員登録) | 2860円 | なし | 2,860円 |
転職サイトの媒体報酬(2019年)税込
案件 | AT | VC | abF |
Type転職サイト(会員登録) | なし | 924円 | なし |
ミイダス(会員登録) | 550円 | 550円 | 550円 |
キャリトレ(会員登録) | なし | 1760円 | なし |
リクナビNEXT(会員登録) | 1019円 | 1019円 | 1018円 |
転職ブログで稼ぐための方法

転職ジャンルの報酬金額の規模に関しては下のような感じになります。
媒体報酬:300万円以上
- ビックキーワード
媒体報酬:月100〜300万円
- 比較系キーワード
- 商標系キーワード
- ノウハウキーワード
媒体報酬:月50〜100万円
- ネガティブ系キーワード
- 年収系キーワード
- エリア系キーワード
- 年代/学歴系キーワード
稼げるキーワード:月300万円以上
まず転職ジャンルで月300万円以上稼ぐことができるキーワードとしてはビックワードになります。
キーワード | 月間ボリューム |
転職エージェント | 40500回 |
転職サイト | 110000回 |
ざっくりとこの辺のキーワードになるかと思います。他にもたくさんのビックワードがあると思いますが、、、
この辺のキーワードは法人企業が参入しているので個人のアフィリエイターの方もかなり難易度が高いのが現状になります。
そのためこのキーワードを狙うにはSEOをしっかり理解している上級者でも少なくても2,3年くらいかかると思います。
しかしこのビックワードで検索した際に個人アフィリエイターの方が存在します。
しかも記事更新も10ヶ月前に更新しているだけです。
記事数は20記事のみでSEOに上位表示されています。
なぜ大手法人企業が莫大のお金をかけているキーワードで個人のブロガーがSEO上位表示したのかは下記記事を読むとわかります。

稼げるキーワード:月100万円以上
転職ジャンルのキーワードとして月100万円以上見込めるキーワードは下のような感じになります。
- 比較系キーワード
- 商標系キーワード
- ノウハウキーワード
比較系のキーワード
比較系キーワードの例としては、転職エージェント×おすすめや比較のようなキーワードの事指します。
キーワード | 検索ボリューム |
転職エージェント×おすすめ | 6600回 |
転職エージェント×比較 | 2400回 |
転職サイト×おすすめ | 12110回 |
転職サイト×比較 | 4400回 |
この辺のキーワードも個人アフィリエイターの参入が難しいのが現状になります。しかしSEOで上位表示すればかなり獲得ができるジャンルになっています。
しかし転職エージェント×おすすめ×〇〇の3語キーワードで狙って書くと少しライバルサイトは減ってくるためアフィリエイターの方は比較系の3語キーワードを狙って記事を書くことをおすすめします。
3語キーワードの例
- 転職エージェント×おすすめ×30代
- 転職エージェント×おすすめ×地名
- 転職エージェント×おすすめ×女性
- 転職エージェント×おすすめ×IT
- 転職エージェント×おすすめ×既卒
個人的には3語以上のキーワードを狙うことがおすすめです。理由に関しては下の記事を読んでいただければわかるかと思います。

商標系のキーワード
商標系のキーワードとは具体的にはサービス名のことを指します。
商標名で検索してくるユーザーは、ある程度サービスを知っているためサービス利用をする確率がかなり上がります
そのため成約率が高いキーワードとしても有名です。
具体的に転職ジャンルの商標キーワードは下のような感じになります。
キーワード | 検索ボリューム |
ビズリーチ | 135000回 |
ビズリーチ×評判 | 5500回 |
doda×評判 | 2200回 |
dodsa×大阪 | 770回 |
商標キーワードを狙う際には3語キーワードを狙うことをオススメします。
単一キーワード(ビックワード)で検索するとサービスのページがSEOに上がってくるため、個人のアフィリエイターがSEO上位表示を目指すのであれば、3語以上のロングテールキーワードを目指すといいでしょう。
商標キーワードを狙う際にはビックワードの商標キーワードが月間どのくらい検索されているのかを見ましょう。
そして検索ボリュームが多いサービスの記事をかいていくことをオススメします。
例えば、dodaとビズリーチではビズリーチの方が月間で検索されている数は多いのが現状になります。
そのためビズリーチの方が検索されている需要のあるサービスということがわかります。
検索ボリュームがかなりすくないサービスでSEO上位表示したとしても稼ぐことができないのでそこの点は注意してくださいね
ノウハウキーワード
ノウハウキーワードというのはやり方などを知りたいと思ったユーザーが検索するキーワードになります。
転職ジャンルのノウハウキーワードは具体的には下のような感じになります。
ノウハウキーワード例
自己PR×面接×対策
転職×面接×質問
転職×履歴書×書き方
転職サービス×使い方
転職×面接×実績×伝え方
このノウハウキーワードはかなりの数があるため、全くネタ切れになりませんので、特化ブログを作る際にも問題にならないかと思います。
個人のアフィリエイターが参入する場合は3語以上のノウハウキーワードを攻めるといいかと思いますので参考にしてくださいね。
稼げるキーワード:月50万円以上
次に月50万円規模の稼げるキーワードについて説明していきましょう。
- ネガティブ系キーワード
- 年収系キーワード
- エリア系キーワード
- 業界/企業名キーワード
ネガティブ系キーワード
まず1つ目がネガティブキーワード(悩み系のキーワード)になります
この悩み系のキーワードはかなりお宝キーワードでもあります。
●転職に関するデータ 実際に株式会社マイナビが2019年に調査した研究では20から35歳を対象に行ったアンケートでは70%以上の社会人が今の仕事に満足をしていなくて転職を考えているという結果が出ています。 (出典:株式会社マイナビより) |
お給料が低い
人間関係がよくない
仕事内容が自分にあっていない
労働時間が多くブラック企業である
成果を上げても全く評価されない
働きたくない
上記は全て悩み系のキーワードになります。そのため上記を元にキーワード選定をすると効率よく稼げることができます。
具体的に下のような感じになります。
検索キーワード:ブラック企業×やめたい
ブラック企業ではなく優良企業を探すには転職エージェントがオススメ
検索キーワード:給料が低い
給料や年収が高い企業に転職をする場合は転職エージェントを利用しよう
また補足として悩み系のキーワードは転職エージェント案件以外にも退職代行の案件とも相性がいいため退職代行案件も紹介するといいかと思います。
退職代行とは
退職の申し出を退職代行が全て行ってくれるサービスのことを言います。
ブラック企業でやめたくてもやめられない社会人の方からの利用がとても多いサービスになります。退職代行を利用した次の日から会社に行かなくてもいいという画期的なサービスになっています。
退職代行の案件が多いASPはバリューコマースになります。
年収系キーワード
●転職に関するデータ 日経キャリアネットの情報によると転職活動をしている際に60%以上の方が年収を気にして転職活動をしているというデータがでています。 (出典:日経キャリアネットより) |
これをフックにキーワードを洗い出すことをオススメします。
年収×500万円×仕事
年収×600万円×転職×おすすめ
年収×1000万円×転職×IT
年収×800万円×ベンチャー企業
エリア系キーワード
●転職に関するデータ 株式会社ビズリーチの調査によると東京で働いている20代の60%の社会人は「やりがいがあれば、地方転職を検討している」と回答したというデータが出ています。 (出典:株式会社ビズリーチより) |
人気の県について
- 1位:大阪
- 2位:北海道
- 3位:福岡
- 4位:愛知
- 5位:沖縄
この上記データを生かしてキーワード選定をすると競合の少ないアフィリエイターが参入できる記事が書くことが可能になります。
具体的には下のような感じになります。
地域系のロングテールキーワードの例
転職×大阪×おすすめ
転職×沖縄×メーカ
転職×愛知×優良企業
年代/学歴系キーワード
●転職に関するデータ 転職を考え始めている人の割合が最も多いのは24歳から26歳で35%の人が転職を考えているというデータがDODAエージェントサービスの調査で分かっています。 (出典:パーソルキャリアより) |
上記データをフックに年代系や学歴系のキーワードを狙うことをおすすめします。
転職×20代×おすすめサービス
転職×3年以内×オススメサービス
転職×第二新卒
転職アフィリエイトで稼ぐ方法
転職アフィリエイトで稼ぐ方法としては上記みなさんにお伝えしたキーワードを掛け合わせるといった感じになります。
具体的なキーワードを下にまとめました。
- ビックキーワード
- 比較系キーワード
- 商標系キーワード
- ノウハウキーワード
- ネガティブ系キーワード
- 年収系キーワード
- エリア系キーワード
- 年代/学歴系キーワード
例えば、比較系のキーワードとエリア系のキーワードを掛け合わせ束間と下のような感じになります。
転職×おすすめ×北海道
転職エージェント×おすすめ×北海道×IT企業
上記キーワードを考える際にはあくまで検索窓にて検索されたことのあるキーワードを選定して記事を書いていくという点は注意してブログ運営をしてくださいね。
転職ブログ アフィリエイト まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は転職ジャンルの稼ぎ方について徹底的に解説して行きました。簡単にまとめると下のような感じになります。
転職ブログ メリット
転職ブログ デメリット
今回はこの辺で終わります。